DJWarpの音楽の旅

テクノ中心にDJ,DTM,プラグインなど音楽のアウトプット

トラックボールマウス VS トラックパッド DTM

こんばんはー!

テクノきいてますかー?

毎日暑いッス!

 

私は普段Macトラックパッドを使用しておりそれはそれは快適で便利なのですがDAWでポチポチと打ち込みをするときにトラックパッドでカーソルを思う場所にスゥーっと動かすのが難しくてちょっぴりストレスを感じておりました。

細かい打ち込みのときはマウスを使っていましたがDTMにはトラックボールが一番!という話を聞いてようやく買ってみましたトラックボール

トラックボールの老舗ケンジントンというメーカーのExpert Mouseという商品です。

 

有線のトラックボールです。

無線のものもあり迷いましたが、トラックボールマウスはその性質上本体を動かす必要がない事と無線は電池の交換が面倒なので有線の方にしました。

ということでMac使いがDTMをやるにあたってトラックパッドトラックボールか悩む方も多いと思いますので使用感を書いていきます。

 

 まずは開封

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なかなかの大きさ!

開けてMagic Mouse2と大きさを比べるとこんな感じ。

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やっぱりデカイ!倍くらいの大きさがあります。

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横から見るとなかなかの角度があります。

角度があるのでそのまま使うと手首に負担がかかってしまう為パームレストが付属しています。パームレストを設置するとこんな感じ。

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一気に見た目が渋くなりましたがこれがあれば手首への負担が減りそうです。

私は渋すぎる見た目が気に入らなかったので別のパームレストを使うことにしました。

トラックボールのメリット

あくまで私個人の感想です。慣れの問題や使用時間の差などありますので参考程度に。

 AppleのMagic Mouse2とMagic Trackpad2とこのExpert Mouseの使用感を比較していきます。

 

スペースを取らない

大きいから設置スペースはそれなりに必要ですがマウスをグリグリ動かすのに必要なスペースに比べるとコンパクトに済みます。

Trackpadを縦にしたのとほぼ同じくらいのスペースでした。

 スペース:Magic Mouse2<Trackpad2=Expert Mouse

 

距離の長いドラッグが楽チン

オーディオ・サンプルをDAWにドラッグして読み込ませる時などに距離の長いドラックをすることがあります。

スペースがないとマウスだと浮かせて何度もグイグイしないといけないし、トラックパッドでも親指で抑えたまま残りの指で何度もチョイチョイと動かさないといけないのですが、トラックボールなら永遠にボールを転がすだけでどんなに遠いフォルダへもスイスイ~っとストレスなく動かせるので便利!

かといって、これまで特にマウスでもトラックパッドでもドラッグのストレスなんか感じてもいませんでしたがトラックボールを使うようになると間違いなく確実にできるので後戻りはできなくなりました。

デュアルモニターで操作する時には画面を跨いでドラッグする事もあるので特に便利です。

長距離ドラッグ:Trackpad2<Magic Mouse2<Expert Mouse

 

結構細かい動作ができる

ピアノロールに打ち込むときやオートメーションを書き込む際に細かい操作をすることになりますが、トラックボールなら細かい操作も楽ちん!

もちろんマウスやトラックパッドでも同じ操作はできますが、物理的にボールを動かすのでプラグインのパラメーターを変更する時に感覚がよりつかみやすいです。

やはりDTMするならここが一番重要なポイントかもしれません。

Trackpad2はスイスイポインターを動かせるでのとても気持ちがいいのですが細かい作業となるとExpert Mouseの方がやりやすいです。ノートを少しだけ移動させたり細かい作業はExpert Mouseの方がやりやすーい!

細かい作業:Magic Mouse2<Trackpad2<Expert Mouse

 

クリック感がしっかり!

Expert Mouseのボタンは一般的なマウスのようなカチッとしたクリック感と音があって親指でターン!とクリックするので何かよくわからないのですが少し気持ちがいいです。Magic Mouse2も同じようにクリック感がしっかりありますが気持ち良さは敵いません。何故だか。

Trackpad2は設定でクリックについて選べますが、何故だかスムーズで上品なクリックなので気持ちの良さでExpert Mouseには敵いません。

完全に感覚の話でただの好き嫌いの話かもしれませんが、ターン!と勢いよく親指でクリックする気持ち良さは地味にモチベーションを維持しているくらいの影響力がある気がします。気がするだけかも。

クリック感の気持ちよさ: Trackpad2<Magic Mouse2<Expert Mouse

トラックボールのデメリット

横スクロール

このExpert Mouse(トラックボール)では縦スクロールをボールの周りのギザギザのついたリングを回すことで行います。

シフトを押しながらこのリングを回すと横スクロールができるのですが、シフトを押すというワンアクションが面倒です。トラックボールの4つのボタンの一つにシフトを割り当てているのでポチっと押しながらグリグリ回すだけなのですがトラックパッドやマウスの様に横向きにシュッと動かすだけで横スクロールするのに慣れているので少し不便に感じました。

調べてみると下 SlimBladeという機種だとボールをひねって横スクロールできるらしい!

口コミを見るとExpert Mouseのリングの方が横スクロールもやりやすいって人もいるようで結局は慣れなのかもしれません。

SlimBladeとExpert Mouseの主な違いはスクロールリングの有無と角度の違いのようです。悩むところかもしれませんが私は何も考えずにこちらを買ってしまいました。

横スクロールだけでなく縦スクロールもトラックパッドの方が楽です。ネット見たりフォルダの中身を確認したりするのであれば圧倒的にTrackpad2が使いやすいです。

 

横スクロール:Expert Mouse<Magic Mouse2<Trackpad2

 Finder内でスクロールしながらドラッグ&ドロップができない

メリットとして書いたように長距離のドラッグはとてもやりやすいのですが、Finder内でファイルの場所を移動したい時にFinder内の中身が多くてスクロールしないと全部が表示できないことがありますよね。動かしたいファイルをドラッグした状態でスクロールリングを動かすとドラッグが解除されてしまうんです。何故?

私がやり方を知らないだけ?とにかくこれは超ストレスです。

この操作においては圧倒的にTrackpadの方が便利です。

Finder 操作:Expert Mouse<Magic Mouse2<Trackpad2

 

複雑な割り当てができない

Kensington TrackballWorks™というソフトウェアをインストールすると、4つのボタンの割り当てやポインターの速度の設定ができます。

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私はこんな感じで右上のボタンにシフトキーを設定して右上のボタンを押しながらスクロールリングを回すと横スクロールができるようにしています。

シンプルにこれで十分ではあるんだけれども、Trackpad2の便利さと比べてしまうと見劣りしてしまうのでした。

私はTrackpad2でBetter Touch Toolというソフトを使ってTrackpad2で色々な事ができるようにしていて、Trackpad2では片手でコピペはもちろんFinderを開いたり、Cromeを立ち上げたりスクリーンショットを撮ったりの設定をしているので使い勝手は圧倒的にTrackpad2の方が便利に感じてしまいます。

設定にもよるのかもしれませんが、コピペはTrackpad2が楽です。

 

操作の自由度:Magic Mouse2<Expert Mouse<Trackpad2

DTMで便利なのはExpert Mouse!

トラックボールのExpert Mouse!

ノートやオートメーションを描くのが楽

長距離のドラッグが楽

細かい作業がやりやすい!などのメリットがあります。

普段の操作なら Trackpad2!

トラックパッドがとっても便利

普段のMac操作では圧倒的にTrackpad2が使いやすくておすすめです。

MacbookPro内臓のトラックパッドではなく別売りのTrackpad2が超絶使いやすいのでオススメ!とにかくストレスなく使えて気持ちがいい!

上にもチラッと書いたBetter Touch Toolというソフト(有料)を使うと物凄く使い勝手が上がって便利です。

気になる人はググってください。

という事でDTMにはExpert Mouseをオススメしますがネットを見たり、ブログ書いたりなどはTrackpad2がオススメという私の感想です。

Expert Mouseは1ヶ月以上使っての感想なので慣れる途中だった事に対してTrackpad2はずっと使ってきたので同じように比べられない部分があったかもしれません。

両方とも洗練された使い心地なので慣れればどちらか片方でも何でもサクサクできると思います。要するに慣れれば最高に使いやすいって事ですね。楽器なんかと同じで。

あくまでも私個人の感想ですので異論反論は受け付けません!自己責任で参考程度に見ていただければと思います。。

 

まぁ結局はこんな道具云々ではなくて曲をちゃんと作るかどうかって話なので、道具はさほど重量じゃないかもしれません。大切なのはマインド!

さぁ!テクノ作ろうっと!