「DJがトラック制作をした方がいい10の理由」
DJのみなさん、トラック制作をしてますか?
してない!?
ならば今すぐに始めることをオススメします。
いまやPCで手軽にDJができる時代。
Youtubeなどでもチュートリアルがたくさん公開されておりDJのテクニックは検索すれば誰でも知りえる事ができます。
お手軽なソフトや機材のおかげで日に日にDJと名乗るライバルは増えるばかり。
代わりにプレイしてくれるDJはたくさんいるのです。
そこで、他のDJとの差別化を図るためにもDJによるトラック制作をオススメします。あなたにしかプレイできないDJへの近道です。
「DJがトラック制作をした方がいい10の理由」
①他のDJとの差別化
→DJとしてだけではなく、アーティストとしての肩書を持つことに深い意味があります。二輪駆動の車より四駆の車の方がより力強く進むことができるのと同じです。
②自分の曲をプレイできる。
→これぞオリジナリティー!自分の作った曲で踊るオーディエンスを見たときは「ヒャハー!!」ってDJの10倍気持ち良くなります。
③トラック制作はPCで簡単にできるようになった
→かつてはたくさんの機材を繋いで制作されてましたが、現在はPC1台で完結できるようになりました。PCがあるなら絶対にチャレンジしたほうがイイです。
シンセなどハードウェアも買い足せば鬼に金棒!
④曲の聴き方が変わりDJとしてのスキルも上がる。
→曲を作るようになると曲の聴き方が変わってきます。曲への理解がより深まったり、DJミキサーについているエフェクトの1/4とか3/8とかの意味がわかるようになることで、より効果的なエフェクトのかけ方が身についたり、つかなかったりします。
DJMのエフェクトが良く分からないから同じエフェクトしか使って無い・・って人は多いハズ。
⑤DJとして培った感覚を活かせる
→DJは何千曲ものトラックを聴いたりプレイしてきて身体に沁みこんだ感覚を持っています。それがトラックを作る時に活きてきます。DJ経験のある人が作るトラックはミックスしていて気持ち良くなるようなポイントを作ったり、8小節目だけローをカットして細かいグルーヴを作ったりということが自然にできている事が多いです。
⑥リズム重視感が半端ない
→クラブでかかることを想定していることと、普段からクラブでの音の鳴り方を自然に体得している為、リズムセクションの重要性を理解しています。
クラブ経験のない人は上モノが主張しすぎる事もありますが、DJは上モノよりもリズム重視で作る人が多く、フロア映えするトラックを作るのに有利なセンスを持ち合わせています。まぁ人によるけどね。
⑦トラックをリリースするチャンスが生まれる
→現場で使えるトラックが出来上がったら、リリースできるチャンスがあります。
海外のレーベルからリリースされることで日本で注目される可能性もありますし、日本のレーベルからリリースして世界に注目される可能性もあります。クラブトラックだからこそ世界で対等に戦えます。でもリリースはゴールじゃないスタートだ!
⑧曲が名刺代わりになる
→クラブなどで人に自分を紹介するときに「DJです」とだけ言うのと、「曲も作ってます、良かったらどうぞ」とトラックの入ったCDを一枚渡すのとでは相手に与える印象が大きく違います。(捨てられないことを祈る・・)
⑨ライブでの出演チャンスが広がる
→自分の曲がたまったら、ライブを行うこともできます。DJは最低1時間は無いと自分の世界感を生み出すことは難しいですが、ライブなら全部自分の曲なので30分の出演でもオリジナリティーの塊です。短い時間の出演でもイベントにアクセントを加える事ができ、他のDJの時間に与える影響が少ないためオーガナイザーにとっても都合がイイこともあります。スベッたら痛さも100%自分に返ってくるけどね。。
⑩地方からの発信ができる
→あなたが大都市に住んでいなくても、世界にトラックを配信することができます。世界中で誰かがあなたの曲をプレイしてくれるかもしれません。地方でのイベントは集客面で大都市との差が生まれがちですが、アーティストとして曲を発信する上では、東京であろうが鳥取であろうが、(プロモーションや人脈の差はでるでしょうが・・)同じ土俵で勝負できます。(けっ、決して鳥取を田舎扱いしてなんかしていません!キッパリ!)
以上、DJがトラックを作った方がイイ10の理由でした。
僕が知っているのはテクノのジャンルの話しですが、クラブミュージックであれば基本同じだと思います。
しかし、トラック制作をしていなくてもDJとして十分にやっていけている人も数多くいますし、むしろその道を純粋に進む為にたくさんの努力をしているのは間違いありませんし尊敬しています。
実際に、トラック制作を始めると挫折する人も数多くいますので、自分のスタイルに合わせて実践してみてください!
そのうち、「なぜトラック制作において挫折してしまうのか」
について書きたいと思います、たぶん。挫折しなければ。