DJWarpの音楽の旅

テクノ中心にDJ,DTM,プラグインなど音楽のアウトプット

地方から攻めるテクノ

テクノ大好き!

 

でも、田舎に住んでるから一番近いクラブまで車で1時間半!ギャー!遠い!

東京はクラブがたくさんあってイベントもたくさんあって羨ましい。

東京には楽器屋さんもレコード屋さんもたくさんあって、アーティストもたくさん。

FacebookTwitterのTLには刺激的な毎日を過ごしているテクノ大好きな方々の写真が溢れてくる。

 

でも!テクノやるのに場所なんて関係ない!

Aphex Twinことリチャード・D・ジェームスだってイギリスの片田舎コーンウォールで一人テクノを作り続けていたのも有名な話だ。

 

日本でも地方でテクノを頑張っている人もたくさんいる。

 

仙台を拠点にされているTakaaki Itohさんは海外でもDJツアーを行うなどワールドワイドな活躍をされている。

 

静岡は伊東市のSeriさん(SERi (JP) Tracks & Releases on Beatport)

はAcid WorksというオーストラリアのレーベルのA&Rを務め世界中から注目されるACIDトラックメーカーだ。

 

名古屋には個性的なガスター点さん!(Gastar-Ten Tracks & Releases on Beatport)

DJ/オーガナイザーとしての実績だけでなくブッといハードなテクノを制作して、海外からのリリースや曲をフリーで公開したりしている!

 

大阪は大都市だけあって特にテクノのアーティストは沢山!なかでもライブを見て鳥肌のたったアーティスト Paranoia106さん!Paranoia106 Tracks & Releases on Beatport

シンセに囲まれた部屋に暮らす彼の紡ぎだすデトロイトテクノは「美しい!!」涙がでるほど心を揺さぶるこのアルバムは必聴!

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Paranoia106 New Releases: Landscape (Album) on Beatport

Paranoai106さんの曲のKen Ishiiさんリミックスをデリックメイがプレイしていたんだぜ!

 

そして福岡!

以前福岡のミニマルテクノのコンピレーションEPが発売され、ドイツのWhatPeoplePlayという配信サイトのミニマルチャートで1位に輝くなど話題になっていたFukuokan Minimal House の最新作vol.02がビートポートでリリースされた!

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Yuuki Hori, Takashi Watanabe, Lunar Bass Studio New Releases: Fukuokan Minimal House, Vol. 2 on Beatport

 

翌日のビートポートミニマルチャートではいきなりの7位!!と世界からの注目の高さには驚きだ。日本の地方都市のミニマルをリリースするという新しいコンセプトのリリースは、東京のシーンだけが日本のテクノシーンじゃない!と言わんばかりの挑戦的な試みであり、地方のアーティストが抱えるプライドや意地、悩みをすべてさらけ出した企画でもある。

中でも看板アーティストのYuuki HoriさんYuuki Hori Tracks & Releases on Beatport

は細やかな音づくりと立体感のあるトラックは世界中のDJから愛されており、近年はアナログでのリリースも積極的に行っている。ポーランドでも有名という話も聞くほど海外からの注目度が高いアーティストだ。

 

福岡にはFired UP StudioというDTM専門(しかもテクノとか硬派な音楽メイン)のスタジオがあったり、福岡のテクノアーティストReqterdrumer こと Tomoyaさん 

Hiroshi Watanabe, Ken Ishii, Frank Muller, Sugiurumn, Mijk van Dijk, Reqterdrumer New Releases: Undulation on Beatport

のアルバムはHiroshi WatanabeKen Ishii、Frank Muller、Sugiurumn、など豪華アーティストとの共演が話題になったりと中々アツい都市だ。

ラーメン美味いし羨ましい!

Go Hiyamaさんも福岡からドイツや東京へと飛び出して行ったんだ。

 

テクノは日本中のどの場所にいても作る事ができて、世界中に届ける事ができる。

そう地方だって!田舎だって!

だって・・それがテクノだもの。

 

あとは少しの繋がりと化学変化が起きればもっと面白い事がたくさんできるはずだ。

田舎に住んでいるから、仲間がいないから・・って諦めるんじゃない!

テクノは一人から始められるし、テクノはいつでも門戸を開いている。

 

そもそも、今の時代に地方だからとか都市だからとか言ってるのはおかしな話だ。

田舎は逆にそれを売りにするのもアリじゃないか。

リチャード・D・ジェームスが田舎で電子音楽を始めたから絵になった訳で。

田舎らしく田んぼの真ん中でサンプリングしたカラスの声を入れたテクノを作るくらい開き直るのもいいかもしれない。

 

少なくとも地方を言い訳にしている間は結果は付いてこないだろう。

先駆者たちのように、とにかく「好き」という理由と熱意さえあればいずれ道は開け、いつまでも地元で好きな事を続けていけるはずだ。

 

よし、明日からもがんばろう。