トラック制作しているときに行き詰ることがあります(頻繁に・・)
そんな時!アイデアを生み出す時に使われる「オズボーンのチェックリスト」を使ってトラック制作に新たな視点を持ち込むことができるかもしれません。
「オズボーンのチェックリスト」とはブレインストーミングを作成したA.F.オズボーンが考案した発想法です。
オズボーンのチェックリスト
1.転用(other uses)
→ 他に使い道はないか?他分野へ適用はないか?
・失敗したフレーズでも、別の音源や高さで鳴らすと新しいフレーズに生まれ変わるかもしれません。
2.応用(adapt)
→ 他からアイデアを借りれないか?何かの真似はできないか?
・良い曲のアイデアは真似をしましょう。ただし、真似をするのはアイデアだけ。
3.変更(modify)
→ 変えてみたらどうか?
・思いっきり変えてみましょう。いっそのこと、丸ごとやり直しの方が上手くいくこともあります。コンセプトをかえたり、環境を変えるのもアリ。
4.拡大(magnify)
→ より大きく、強く、高く、長く、厚くできないか?何かを足すことができないか?
・テクノにおいてはリズムセクションの拡大を図ることで、曲が安定することがあります。ヘンテコな音を足してみたり、音を重ねてみたり。
5.縮小(minify)
→ より小さく、軽く、弱く、短くできないか?何か減らすことが
できないか?
・音を減らす事もとても重要!研ぎ澄まされたトラックには緊張感があります♪
6.代用(substitute)
→ 他のもので代用できないか?
・ベースをタムで代用したり、サンプリングを活用したり。
7.置換(rearrange)
→いれかえてみたらどうか?
・いつもキックから作ってるなら上モノから作るとか、先にブレイクから作ったりと、やり方を入れ替えてみる。
8.逆転(reverse)
→ 逆にしてみたらどうか?
・文字通り音をリバースさせても面白い効果があるかもしれません。もしくは構成を逆に作ってみるなど。
9.結合(combine)
→ 組み合わせてみたらどうか?
・例えばサイケとミニマルを組み合わせた曲にするとか
ゼロから新しい事を考えるのはとても大変。
短時間で効率よくアイデアを生み出すために作られた、このチェックリストを使うと新しいアイデアが生まれるかもしれません。
今日の名言
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない(ジェームス・W・ヤング)