金曜日に福岡のFired Up Studio にてミニマルテクノを作るワークショップが開催されました。
今回はFukuokan Minimal House Presents ダンスミュージック ワークショップと題してミニマルテクノの作り方がレクチャーされました。
福岡では様々なジャンルの音楽シーンが多彩に存在していて、最もクリエイティブな都市の一つでもあります。(特にラーメンの旨さはハンパない!)
全国でも「ミニマルテクノの作り方」に特化したワークショプが開催されたのは初めてのことではないでしょうか?
Ableton Live9をつかったトラックの組み立て方やRoland Boutique JU-06と同期してフレーズを鳴らすデモンストレーションが行われ、簡単なミニマルの曲ができるまでの流れがレクチャーされました。
福岡にはテクノを制作しているアーティストな何人もいますが、ここ最近においては特に「ミニマルテクノ」がジワジワと盛り上がっています。
7月には福岡のミニマルを終結したコンピレーションEPの第一弾「Fukuokan Minimal House v0l.01」がオーストラリアのレーベルからリリースされて、ドイツのテクノ配信サイトのミニマルチャート1位に輝くなど話題となりました。
Yuuki Hori, Ushishi, Takashi Watanabe New Releases: Fukuokan Minimal House, Vol. 01 on Beatport Pro
このEPではディープで音数の少なくミニマルで、淡々と深い世界を低空飛行で進んでいくようなゆっくり(BPM120~122)なテクノが収録されています。
福岡は1993年のテクノ黎明期に世界へ向けアナログレコードをリリースした伝説のSYZYGY RECORDSがあった事でも有名です。
現在ではこのEPにも収録されているアーティストで世界各所のレーベルよりリリースを重ねアナログレコードのリリースもしている「Yuuki Hori」さんや、Frank MullerやKen Ishiiさんのリミックスを収録したアルバムを今夏にリリースされた「Reqterdrumer a.k.a Tomoya」さんなどが福岡を拠点にしているアーティストとして有名です。
また、今回のセミナーが開催されたFierd UP Studioはレーベルも運営しており、しかもアナログオンリー!!という硬派なテクノレーベルなのであります。